WARE-HOUSE

東京・両国に位置する、自社拠点としてのシェアスタジオ兼イベントスペース。20世紀前半より「住工混在」の街として歴史を紡いできたこの地域は、近年のマンション開発にともない姿を変え、歴史ある工場は影の存在となりつつある。しかし、都心から消えゆく生産の場は、単なる消費と労働の場へと変わりつつある現代都市において、個々の主体性を取り戻すための重要な機能を有している。そこで、かつて町工場としての機能をもっていたテナントをスタジオとして改修し活用しつつ、地域の拠点として近隣の工場との繋がりを広げ、実際的なモノや知見をため込み発信する倉庫(WARE-HOUSE)として街に開かれた場所に育てていくことを目指している。
建物オーナーの中村仲製作所が製作した巨大なスチール建具は、作品展示やポップアップの什器、ミーティング用スクリーンなど、状況に応じて多彩に機能する。空間の奥にはキッチンや個室が配置されており、このスチール建具を開閉することで、手前のスタジオと空間を仕切ったり、一体化させたりして柔軟に活用ができる。また、空間中央の卓球台は、この場所を街の公園のように使いたいという思いから、オーナーがもともと所有していたものを利用した。日常的には作業台や打ち合わせテーブルとして使われ、イベント時には食事や酒が並び、ときには商品の陳列台にもなる。用途を固定しないこの卓球台は、人や活動が交差する場の中心として機能している。

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東京・両国に位置する、自社拠点としてのシェアスタジオ兼イベントスペース。20世紀前半より「住工混在」の街として歴史を紡いできたこの地域は、近年のマンション開発にともない姿を変え、歴史ある工場は影の存在となりつつある。しかし、都心から消えゆく生産の場は、単なる消費と労働の場へと変わりつつある現代都市において、個々の主体性を取り戻すための重要な機能を有している。そこで、かつて町工場としての機能をもっていたテナントをスタジオとして改修し活用しつつ、地域の拠点として近隣の工場との繋がりを広げ、実際的なモノや知見をため込み発信する倉庫(WARE-HOUSE)として街に開かれた場所に育てていくことを目指している。
建物オーナーの中村仲製作所が製作した巨大なスチール建具は、作品展示やポップアップの什器、ミーティング用スクリーンなど、状況に応じて多彩に機能する。空間の奥にはキッチンや個室が配置されており、このスチール建具を開閉することで、手前のスタジオと空間を仕切ったり、一体化させたりして柔軟に活用ができる。また、空間中央の卓球台は、この場所を街の公園のように使いたいという思いから、オーナーがもともと所有していたものを利用した。日常的には作業台や打ち合わせテーブルとして使われ、イベント時には食事や酒が並び、ときには商品の陳列台にもなる。用途を固定しないこの卓球台は、人や活動が交差する場の中心として機能している。

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2025.10
Location:
Ryogoku, Tokyo
Client:
Status:
Program:
Team

HYPER RESORT, Cabbage Truck, Reina Mikame

Collaborators

Construction: Cabbage Truck
Steel: Nakamuranaka
Photographer: Kazuyuki Okada